2025-09

監査のトリセツ

監査のトリセツ「投資、デリバティブ」

有価証券や投資有価証券などの投資科目は、まとめて監査担当科目としての割り振りを行うのが一般的です。一般事業会社であれば、複雑な金融商品があることは少ないと思います。大まかに言うと、金融商品に関する会計基準に則った処理を会社が行っているかを監...
監査のトリセツ

監査のトリセツ「人件費」

人件費は、新人から2年目に担当する機会が多い科目となります。この科目は、大きなエラーが見つかることはほとんどないですが、それなりにやりごたえのある科目です。 以前は、ペイロールテストといって、サンプルとなる人員を抽出して、抽出された人員の就...
監査のトリセツ

監査のトリセツ「諸勘定」

その他資産・負債、営業外損益、特別損益と諸勘定とか雑勘定と言われる科目についてまとめてお話をします。 その他資産・負債の監査は、一般に新人の科目となります。しかし、結構エラーが潜んでいるものです。例えば、人件費に関係する科目がその他資産・負...
IPOのトリセツ

上場準備(IPO)時のよくある会計処理修正「貸倒引当金」

上場支援作業において、注意するべき事項として、貸倒引当金の設定が税法ベースになっているということは、IPOを目指す上場準備会社の初期の段階では、ほぼすべての会社といって良いくらい、よくある事項です。上場を考えなければ、税理士としては、税務と...
IPOのトリセツ

上場準備(IPO)時のよくある会計処理修正「デリバティブ・貸倒引当金」

上場支援作業において、注意するべきデリバティブ資産・負債を時価評価していないという上場準備会社はよくあります。デリバティブについては、税務と会計が基本的には一致することになりますので、修正が入る場合には税務の申告も直す必要があります。でも、...
IPOのトリセツ

上場準備(IPO)時のよくある会計処理修正「固定資産の減損会計・在庫の収益性の低下」

上場支援作業において、注意するべき固定資産の減損会計の未適用についてですが、上場準備会社で固定資産の減損会計が適用されていない会社というのは、非常によくあります。簡単に説明しますと、その固定資産を使っても将来利益を上げることができないのであ...
IPOのトリセツ

上場準備(IPO)時のよくある会計処理修正「退職給付会計」

上場準備会社における退職給付会計の適用が、本来、原則法適用会社であるのに簡便法になっているというミスがよくあるというほどではないですが、上場支援作業において散見されます。簡便法というより、そもそもちゃんと退職給付引当金が計上されていない会社...
IPOのトリセツ

上場準備(IPO)時のよくある会計処理修正「経過勘定のミス」

上場支援作業において、注意を要する上場準備会社における社会保険に係る経過勘定の処理ミスについてですが、このミスは本当に多いです。特に、労働保険関係の処理は、間違って処理していることが多く、概算払いの前払分を消さずに、実績の会社負担未払分(従...
IPOのトリセツ

上場準備(IPO)時のよくある会計処理修正「フリーレント・資産除去債務・税効果会計」

フリーレントについて前回、上場準備作業においてよくある会計処理修正で挙げたフリーレントについてですが、日本の一般に公正妥当と認められた会計基準にフリーレント期間分についても費用を按分表示しろと載っているわけではありません。IFRSの研究報告...
IPOのトリセツ

上場準備(IPO)時のよくある会計処理修正一覧

IPOを目指す会社で良く見かける会計処理の修正があります。上場準備会社においては、下記のような要修正事項を直さないといけないですね!基本的に税法ベースの処理を金融商品取引法(金商法)ベースに直し、税務との差異は、別表で調整する必要があります...